久しぶりに痛風の患者さんがいらっしゃいました。この方痛風の発作が起こりだすとやってくる患者さんで、ここ数ヶ月は来られてなかったのですが、久しぶりの来院です。
今日は右ひざに痛風の発作が出ているらしく、熱感と腫れが見られます、ここ1ヶ月づっとこんな感じとのこと。痛み止めを飲んでも効果が出てこないと、うちにやってきて治療をしていくのですが、今回も同じパターン。
毎回同じことを聞くのですが、「飲酒は相変わらずですか?」「はい、毎日飲んでいます。」休肝日はなし、設ける気もなし。ビールは1日5〜6本、でも痛風の発作は痛い。痛いのは嫌だ、困ったものです。
痛み止めを飲みながらお酒を飲む。ツワモノです?まぁご自分の体ですからいいとして、痛風発作の痛みはなかなか取れないですけどねぇー。などと思いながら治療を開始。
治療中の会話で「うちの会社は痛風人が多いんですよ」「ストレスとか多いんですか?」「いえ、ありません」ストレスフリーの会社なんてあるんだと思いながら、だから痛風友の会なるものを作っているとのこと、冗談半分で「飲みながら痛風を語り合うんですか?」「そうです!」「えっ?」笑い話のような会話をしながら、肝を補したり、寫したりし全身を補ったあと、井穴の刺絡をして治療終了、8割方痛みはなくなり満足して帰ってゆきます。毎回このパターン。
人のふり見て我がふり直せ、気をつけなければ。
と治療後の感想でした。